日記

●3月4日(火)

おとといの夜にBSで見たラッドウィンプスのライブ特番の放送は、自分の中に強く大きな印象を残した。中学生の頃はよく聴いていたラッドウィンプスを高校生になってからほとんど聴かなくなったのは、当時の高校生バンドが多く出演するイベントで、いかにもイケてる雰囲気を醸し出す男子高校生たちによるそれのコピーバンドと、客席にいた彼らのクラスメイトと思わしき女子たちが盛り上がる光景を見た日がきっかけだったのかもしれない、と今振り返って思う。

あの日から、彼らに背中を向ける形で足もとから体全体を180度振り向かせ、少しでも遠ざかるように音楽の歩みを進めてきた気がする。そして6年が経った今、球体のようにぐるりと回って目の前に、正面に現れたラッドウィンプスに不覚にも心を打たれてしまった。本人たちの楽曲、演奏も去ることながら、ある人は顔にタトゥーシールを貼りながら、ある男女は互いの腕を絡ませながら、ある人は"RADWIMPS"と刺繍されたBBキャップを被りながら、ある人は時に涙を浮かべながら、ライブを楽しむ様子に自分は愛しさを感じていた。

そして、もう一度足もとから体全体を180度回らせ、今までの6年間歩いてきた道を振り返ったとき、そこには素直な気持ちでライブを心から楽しめることができる新しい自分がいた。翌日開催されたサークルの卒業ライブ、最終日。過去の斜に構えていた自分を笑い飛ばすかのように楽しんだ。楽しかった。

 

●3月5日(水)

何もしない、ということが一番良くないと改めて感じる。明日に向けて早く寝る。

 

●3月6日(木)

体幹トレーニングの本を購入。最初の方のページの運動をやった感想としては、中学生の頃の部活の準備体操を彷彿とさせる感じで楽しい。いわゆるダイエット効果はあまり期待できなさそうだけど、地味〜に毎日少しずつ続けていきたい。

 

(風邪)

 

●3月9日(日)

ソワソワしてしまうのは自分に自信がないから、そんな時は深呼吸をする。

 

●3月10日(月)

「音楽のある生活は楽しい」は健全だけど、「音楽がないと死んでしまう」は健全じゃないって気付いた。音楽に限らず、インターネット、映画、マンガにも通じる話。

 

 ●3月11日(火)

午後、3年前と同じ足取りを運ぶ。風景と悲しみの反芻。夜、某マシマシ系ラーメン店でめっちゃ辛い味付けにされる。二度と行かないと決意。

 

●3月12日(水)

某サラダ食べ放題系ファミレスにて腹痛と脳貧血を併発。大げさな言い方だけど、死ぬかと思った。寒気を全身に感じる帰り道、薬局でアレグラを購入。三寒四温の向こう側は少しずつ近づいてきている。

 

●3月14日(金)

行動あるのみだ!JUST DO IT!の決意を胸に、寝る。

 

●3月18日(火)

顔が右半分と左半分で別人になっていることに気づいた。

やること

姿勢を良くする / 足を組まない / うつ伏せや横になって寝ない / 顔のマッサージをする

 

●3月19日(水)

人生って寂しいって言ったら負けなゲームだと思う。人間は生きている限り孤独な存在であるって何処かで聞いた話に重ねて。突き詰めて考えると、いま自分が死を迎えようとする瞬間に死にたくないって思ったら負けなんだと思った。

 

●3月1X日

愛に溢れ出していた京都の夜の街と、自由が溢れ出していた札幌の夜の街をふと思い出した。そんな夜を探してる、僕も。

 

●3月1X日

自分にとってツイッターの使い方が変わっていたことに気づいた。今まではその時々の感情をそのままに記録していた。最近は自分の中のネガティブな感情をそのまま載せることがなくなった。1番の大きな理由は、1週間後、1ヶ月後、1年後の自分がツイートを見た時に、そこに笑っている自分がいるかどうかを念頭に置くようになったからだと思う。洒落た表現をすれば、未来の自分へのラブレターを書くことに似ているのかもしれない。

 

●3月22日(土)

大学の卒業式と飲み会。春は別れと出会いの季節。20人弱のこぢんまりとしたあの雰囲気。4月になればまた新しい後輩が入ってきて、また少し雰囲気が変わったりするのかと思うと少しだけ寂しい気持ちになる。ただ、サークルという形のないものが淡々と続いていく嬉しさもある。

 

●3月23日(日)

昼食を食べつつ八橋をぐるっと回るいつものコース。新しく買ったカメラを片手に。なかなか慣れないが、なかなか楽しい。ただ、このカメラは遠景を撮影するには向いてないのかも、と少し思った。景色じゃなくて人を撮影したい、という思いが強くなった。